自分で種から育てた苗や買ってきた苗を畑に植えましょう。
季節によって適している時間帯があるので注意してください。
根を傷つけたりすると苗が弱ってしまい成長しません。丁寧にやさしくそっと植えてあげましょう。
目次
苗を季節によって植える時間帯を変える
- 春と秋は気温が暖かい午前中に植える
- 夏は涼しい夕方に植える
春と秋は気温が暖かい午前中に植えることをお勧めします。
春と秋の気温が上がりきっても植物にとっては心地よい温度ですので気温が上がっても負担にならず、むしろ、その時間に植えることが苗にとっては好条件で根が付きやすいです。
夏は夕方から日没、可能なら夜に植えましょう。近年の日本の夏は非常に猛暑ですので夕方でも、とても暑さを感じました。
苗を涼しい午前中に植えたとしても日中の温度が急激に上がるため暑すぎて苗が弱ってしまい枯れてしまいます。
夏は温度が下がる夕方から日没もしくは夜に植えることをお勧めします。
一夜、日の当たらない状態を作ることをお勧めします。
苗を植え終わったら、たっぷりとお水を与えましょう。
苗の植え方
- 植える前に苗に十分に水を与えておく
- 植える穴に水もしくは有機肥料の液体、酵素液(水で薄めたもの)を十分にかける。
- ポッドを抜いて丸ごと塊のまま形を崩さず土のついたままの状態で植える
- 苗と苗の感覚は十分にあける
苗を植える前に苗にしっかり水をやりましょう。ポッドから苗を外した時、中の土がこぼれず、全部ついている状態が良いです。
一般的な販売されている苗のポッドですと深さ15cmから20cmくらいの穴が良いです。その他のサイズは苗がしっかり入るまでの穴を掘りましょう。
我が家が独自でやっているのは穴を掘ったら有機肥料を作るときに作る発酵液と米ぬかで作った肥料のボカシを振りかけてから苗を植えてから生ごみを発酵させたときでる酵素液を水に薄めてたっぷりかけてからと非常に苗が元気に育ちます。
発酵液の作り方とボカシの作り方と酵素液の取り方をまとめた記事を参考になさってください
究極の有機肥料を伝授!生ごみを微生物で分解した有機肥料の作り方
酵素液ペットボトルのキャップ1杯をジョウロの水に入れて薄めて与えて下さい。
苗を植える穴を掘ってボカシをふりかけます。
穴に発酵液をたっぷり注ぎます。
この方法で土の深さが10cmくらいのところにも苗が良く育ちなすびがたくさん収穫できた実績がありますので、ぜひ実践されることをお勧めします。
わずからスペースにも苗を植えるときにボカシと発酵液をふりかけて植えたあと酵素液を薄めた水をあたえたなすびはこんなに大きな実を付けました。
苗を植えるときポッドから苗を優しく外し形を崩さず、そのままそっと畑において植えましょう。穴がしっかり埋まるまで土をかけたら軽く手でおしてやりましょう。
苗も成長すればかなり大きくなりスペースが必要となりますので20cmから30cmくらいは距離を離して植えあげましょう。
苗が折れないように支えを付けて紐で結んでやるか園芸用のビニタイでしっかり密着させておきましょう。
苗を植えた後のお手入れ
- 苗を植えた後は十分に水を与える。
- 水の与え方はシャワーノズルを植えにしてやさしく与える
苗植えをしたあとは十分に水を苗に与えましょう。
水の流れが悪いと根腐れをおこしますので水はけが良いかも確認してください。
苗は環境が変わり弱りやすくなっています。植えた直後も活きが良いことを確認してください。
苗が畑になじむのに2日から3日はかかりますので、その期間は毎日水を与えながら弱ってないかチェックしてください
弱っていれば日が当たりすぎていたり水はけが悪いかもしれないので植える場所を変えることをおすすめします。そのとき苗の根を傷つけないように取り出して植え替えてください。
まとめ
- 春と秋は気温が温かい午前中に植え、夏は夕方から日没頃の日差しが弱くなる頃から夜にに植える
- 苗を植える前に畑の土に十分に水を与えて湿らせておく
- 植える穴を掘り水もしくは発酵液とボカシを振りかける
- 植える前の苗は十分に水を与えておく
- ポッドをそっと抜いて形を変えないようにして優しく植える
- 苗と苗の感覚は十分にあけておく
- 植えた後はやさしくシャワーノズルを植えにして水を十分に与える
植えたての苗は非常に繊細ですので毎日様子をみてください。
シャワーノズルを植えにして十分に優しく水を与え適度な日光にも当ててください。
栄養液とボカシを与えて植えればピンと葉が張って良く育ちます。