寒冷紗の取り付け方は?ひと手間かけて得る効果5つについての解説

選び抜いた種と苗を栄養たっぷりの土に植えて支えをつけて育て、あとひと手間何か加えるとしたら寒冷紗をかけてやることです。

寒冷紗は作物を育てるのに5つの利点があります。

必要な時にひと手間かけて寒冷紗をかけて良い状態で育ててあげましょう。

寒冷紗寒冷紗の5つの効果

  • 遮光効果
  • 鳥から種を守る効果
  • 防虫効果
  • 乾燥防ぐ効果
  • 暑さ対策効果

効果1 遮光

種には光が好きな種の好光性種子と光が嫌いな嫌好性種子の2種類です。

種をまいた後、嫌好性種子のエリアを寒冷紗で覆ってやると遮光されて嫌好性種子は光が当たらず発芽を促します。遮光率の高い黒色の寒冷紗がお薦めです。

発芽してからは遮光率の低い白色の寒冷紗に変えて芽の発育をうながしましょう。

効果2 まいた種を鳥が食べるのを防ぐ

種をまいたとき寒冷紗をしておけば鳥が畑をほじくって食べることも防げます

好性種子も遮光度が低い白色を選び寒冷紗をつけてやると光も当たりながらも鳥に種を食べられることを回避できます。

効果3 防虫効果

寒冷紗をかけてやると外からの虫の侵入を防ぎ虫を寄せ付けず防虫効果もあります。

蝶が卵を産み付けるのを寒冷紗をしていれば防げます。その効果は絶大です。青菜の野菜には寒冷紗をかけることを強くお勧めします。

効果4 乾燥対策

寒冷紗をかけてやると降雨料が少ないとき寒冷紗をかけてやると水分の蒸発を防ぐことができます。

寒冷紗の中で乾燥を防いで発芽した苗をとても良い状態で育てることができます。

発芽したての芽や苗はとてもデリケートなので寒冷紗に守られて芽や苗は大きく育ちます。

効果5 暑さ対策

寒冷紗をつけてやると乾燥だけでなく温度も芽や苗にとって適切な温度の中で育てることができます。

日光は成長するのに必要なものですが、初夏から真夏の日光の熱で苗を弱らせてしまいます。

寒冷紗をつけて日陰を作り寒冷紗の中の温度が上がらず苗にとって強すぎる気温の負担を減らすことができます。

芽や苗にとって過酷な暑さから守られて寒冷紗しないより良い環境で育てることができます。

この時風通しが良いことが大切ですので作物が密集にしないように気を付けましょう。

寒冷紗の取り付け方

寒冷紗の材質はポリエステルで網目の細かいものが良いです。色は黒と白などあります。遮光率を見て買い分けてください

寒冷紗をかけるのに支柱が必要です。

すでに曲がっている支柱はトンネル支柱で自分で曲げて使うのはFRP支柱です。。

お好みで好きな方を使えばよいですがトンネル支柱は金属でできていて非常に丈夫ですが錆びてしまうデメリットもあります。

FRP支柱は錆びませんし、使わないときは棒状のため収納には便利ですが材質的には弱いので畑の土の硬さを考量して選ばれたら良いかと思います。

両方ともホームセンターで購入することができます。

畑のうねと両端に支柱を埋め込みます。均等な30cmから40cm離して均等に支柱を埋めていきましょう。高さは25cmから30cmぐらいが良いです

雨風にも耐えれるようにしっかりと深く差し込んでください。

遮光の低い網目の細かい白の寒冷紗を上からうねを覆うようにして支柱の上にかぶせていき洗濯ばさみを上からはめて動かないようにしてき寒冷紗をかぶせてあげましょう。

寒冷紗のしたは隙間があかないようにして土にしっかりついているようにしてください。隙間があれば虫が侵入してきて寒冷紗の意味がありません。

寒冷紗を張り終えたら端っこを束ねて紐で結んでやりましょう

うねの土に寒冷紗が必ず密着するようにしてください。

水やりは寒冷紗の上からじょうろでシャワーで与えてあげましょう。

まとめ

  • 遮光効果を狙うときは黒の寒冷紗を使って嫌好種子の発芽を促進させる。
  • 好光性種子は遮光率の低い白の寒冷紗をして鳥が種を食べるのと虫の侵入を防ぐ
  • 降雨量が少ないときも寒冷紗は乾燥を防ぎ苗を大きくすることができる。
  • 初夏から真夏は寒冷紗で適切な日光を取り入れ暑さで弱らないようすることができる。
  • 寒冷紗は洗濯ばさみでたるまないようにしっかりと張り寒冷紗が倒れて苗を傷つけないように気を付ける
  • 畑の土に密着させて虫の侵入を防ぐ

家庭菜園で寒冷紗は非常にたくさんの良い効果をもたらしますのでぜひ寒冷紗をして畑の苗を多くく育てましょう。

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