根腐病とウドンコ病の対策方法!病気のケアの方法と予防対策は土壌の改良が必須!

家庭菜園をしていくと最新の注意をはらっても病気になってしまうカブが出てきます。その対策とケアの仕方です。

病気にならないための環境づくりが第一ですが、病気になった場合の処置もあります。

GAMの良さをぜひ試してみたいとカンボジアのコショウ農園から頼まれてカンボジアに行ったとき遭遇した病気の症状などをお伝えして、いかに土壌の環境を良くすることが病気の予防になることを知って頂きこれからの参考にして頂きたいです。

代表的な病気

代表的な病気は2つです。

  • 根が腐ってしまい枯れてしまう根腐病
  • 葉に白いカビが生えてしまうウドンコ病

根腐病

畑の土に雑菌が繁殖して根がくさってしまう病気です。土壌の状態がとても悪く酸性度が高い土に発生します。土も硬く根が伸びず腐ってしまい。やがて枯れてしまう病気です。

上の写真は根腐病になってしまったコショウのカブです。枯れて支柱のみになっています。

カンボジアのコショウ畑ではこの病気が非常に深刻な問題で畑を営んでいるいる人々は非常に悩んでました。次々の畑のコショウのカブが枯れていくからです。根がくさりはじめると葉が黄色くなり葉もおちて最後には枯れてしまいます。

根腐れ病の原因は土が硬く酸性で作物に必要な栄養素より雑菌が多く病気になりやすい雑菌がたくさんあるのが原因です。

長年、手入れをせず植えっぱなしにしていて土が硬くて栄養がなく雑菌が多かったのが原因です。

一度かかってしますとかなりの高い確率でカブは枯れてしますので私の土壌開拓の記事を参考にして土壌開拓をして病気にならない土壌を作ることが病気を発生させないために非常に重要なので参考にしてください

家庭菜園のプロが教えます!収穫を増やすための土壌改良の方法

ウドンコ病

ウドンコ病はカビの菌がカブに寄生してカブ全体にいきわたり葉が白くなります。

名前の由来はうどんこを振りかけたようにカブが白くなることからきています。

ほとんどの野菜のカブに発生する可能性があります。

乾燥した状態のときに発症しやすいので作物が乾燥しすぎないように湿度に気をつけることが必要です。

この病気の怖いところは一度発症してしますと元にもどることができないうえに周囲の健康なカブにも病気をうつして感染してしまう病気です。

この病気にならないように畑の湿度を良い状態にして予防することが一番大事です。

病気のケアのお手入法

  • 根が腐ったところを水で洗い流し土を耕して肥料をいれる。
  • ウドンコ病のカブをみつけたらすぐに除去して隔離して廃棄する。

根腐病の処置は成功率が低い

根が腐ってきたならすぐ掘り起こし腐った根を綺麗な水で何度も洗い流し腐った部分を取り除いて土を掘り起こし肥料をいれてやさしく土をかぶせてあげましょう。

初期の場合は元気になることもありますが根が腐った部分が多いと枯れてしまう確率がとても高いです。

水で十分洗い流した後ボカシを振りかけて優しく土をかけてやりケアをしてやります。

根腐病が進むと上の写真のように枯れてしまいます。

ボカシの作り方は過去の記事を参考にしてください。

究極の有機肥料を伝授!生ごみを微生物で分解した有機肥料の作り方

カンボジアで見る限りこの病気は他のカブに感染しないのでですが土壌の悪いエリアに放置しておけば根腐病になりやすいので土壌開拓は必須です。

ウドンコ病の処置はカブを引き抜き病気が拡散しないようにする

ウドンコ病のカブをみつけたら被害を広げないためにそのカブをすぐに抜きましょう。発見が早いほど被害は少なくなります。

常にカブの葉などを観察して白くなってないか観察してください。

抜いた株はすぐにビニールにいれて家にもちかあえりゴミにに出して処分しましょう。

畑に放置することで周りのカブに病気が拡散する可能性がありますので迅速に処置してください。

まとめ

  • 病気にならない土壌作りをして病気の予防をする。
  • 根腐病になったら初期に腐った部分を取り除き土を耕してボカシを振りかける
  • ウドンコ病のカブをみつけたらすぐに抜いて病気のカブが増えないように隔離して廃棄する

一旦、病気になってしまったら元に戻すのは非常に難しいので病気にならない予防を十分にしましょう。

大切に育てたカブから作物を収穫するまで病気にならないよう土壌開拓をして環境を整えて育ててやりましょう。

 

 

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