種をばらまきやすじまきで撒いた種が発芽してくると出た芽を間引いて(取り除く)いき元気な芽を野菜へと育てある作業です。
まいた種は全て発芽しないのでたくさん種をまき、間引いて選んだ元気の良い芽を野菜へと育てましょう。
種まきの仕方の種類はこちらを参考になさってください
目次
なぜ芽を間引く必要があるのでしょう?
- 野菜へと育てるために、たくさんの種をまき、野菜に成長させるために元気な芽を選ぶため
- 発芽した芽を間引いて風通しを良くして害虫などが発生しないようにするため
- 細長く伸びた目や葉が欠けたものや密着しすぎているものはどちらか間引く
- 数回の段階を経て少しづつ間引いて最後に野菜へと育立てるものを決めて育てる。
たくさんの発芽した芽の中から一番野菜になるのを選ぶために間引きます。元気な丈夫な芽を最後に残して野菜に育てます。茎が太く色の濃い緑色の葉をしているものを残しましょう。
風通しと水はけをよくして発育の環境をよくするために良い芽だけを成長させるために残します。
3段階に分けて間引きます。双葉が出てきた頃が1段階目です。葉が4枚くらいになるころが2段階目です。その後葉が5枚から6枚目になるころが3段階目です。
1つの野菜を収穫するのに1段階目は約15つ程度芽を残します。
次に2段階目は8つの芽を残して3段階目の最終は1つを残して野菜に育てて収穫します。
間引いたものはベビーリーフとしてサラダやみそ汁に入れて食べることができます。葉がやわらかく、とてもおいしく食べることができますので捨てずに食べましょう。
間引き方
- 指でつまんで引き抜くかピンセットで優しく引き抜く
- 残しておく芽を傷つけないように気をつける
- 芽と芽が密着しないように間引く
- 背の高い芽や傷んだものや生育の悪いものから間引く
初心者の頃は逆に最初に出た芽を大事に育てていたことがあります。最初に出た目が丈夫で野菜にするのに適したものとは限りませんので元気な丈夫なものを残すようにしましょう。
指でそっと引き抜きます。ピンセットを使っても良いです。注意点は残す芽を傷つけないように間引きましょう。
間引く芽の選び方はまず背の高い芽を間引きします。それ以外に生育不良のもの、葉の色も薄いものも間引きましょう。
元気な芽も数が多ければ密着しいる芽は間引いてやりましょう。
残す芽を時差を変えて選んでいけば収穫の時期もずれていき長く収穫できるので少しずつずらしましょう。
エリアを3段階に分けて、最初の段階で出た芽を野菜にする芽にするもの1段階目
中間期に出た芽を残すものと2段階目、最後の方で出てくる芽を選ぶ3段階目
そうすれば成長に差が出て収穫時期をずらせ収穫が長くできます。
最初の間引きは芽と芽が密着しないように土が見えるくらいの間隔の間引きで大丈夫です。
2段階目はさらに密着度を減らし互いに土がしっかり見えるくらいの距離をとります。
最終段階は1つになりますので周りにはほかの芽はないようにします。
最終段階の芽をそっと植え変えてほかの3段階目の芽と均等に距離がおいて植えてやりましょう。最終に収穫する野菜の大きさを考えて十分に距離をとります。
間引きが必要な野菜
- レタス
- サニーレタス
- 小松菜
- キャベツ
- 春菊
- 大根
選び抜いた芽がこんなに大きく育ちます。
間引いて最終野菜にした大根です。3段階目の芽も綺麗にならべて大根の成長したことを考えて距離をとって植えましょう。大根ですとは10cmから15cmの正方形ぐらいは距離をあけておいてください。
まとめ
- 間引く作業は元気な芽を最終的には野菜にするためにとても必要な作業である。
- まずは背の高いもの生育の悪いもの、色の悪い物から間引く。
- 元気の良いもの同士も密着してるならどちらか間引く
- 距離が段階を経てあくようにして日光が良く当たるにして水はけもよくする。
間引きをして元気のよいものを残して育てて、さらに時期をずらして芽を選べば長く収穫でき計画的に食べることができることがわかり効率的に収穫できます。
種はたくさんまいてたくさん間引いて間引いたベビーリーフはサラダにして食べることをおすすめします。
たくさん種をまけばベビーリーフの収穫と野菜で二度の収穫ができます。
たくさん種をまいてたくさん間引きをしましょう。