介護は続くよどこまでも!#004 大好きな母が認知症になりました。

大好きなお母さんが認知症になりました。父と娘と母の日常を書いてます。

介護する心構えが日々変わり家族関係が良くなってきてます。

朝の出来事

今日は母は朝はゆっくり寝てました。病院で検査があるので水も飲んではいけないらしいのです。

あれ?確か、先週もそんなこと言ってたような…

胃カメラの検査を受けに父についていってもらって書類を準備して準備万端で出かけてました。

ランチに父と外食したといってた。

私:「先週、検査してなかった?今日は何の検査?」

母:「….。無言」「何でもいいでしょ!とにかく検査はあるのよ」

私:「そんな、いい方しなくてもいいじゃない?先週も検査してたから心配して聞いただけなのに」

母:「うん。心配はありがたいけど、結果聞いた後、また検査あるのよ」

父:私にこっそりと「多分、今日は検査結果を聞きいくだけだよ。でも、もう言っても聞かないから、もういいよ。このまま病院いってくる」

思い込んだらもう誰にも止められない母でした。

こちらとしたら、しなくていい断食をして病院いくのは辛いから確認しただけのことですが、自分の思ってること以外の意見は母にとって不要なのでしょう

私:「はいはい、わかりました。ではお腹空いてるだろうけど頑張って病院いってきてね。お昼に美味しい物食べたらいいよ」って言っときました。

今朝の学び:本人の言うことを否定しないこと

こちらが良かれと思って事を正そうとすると、母はものすごく反発します。

もしかしたら認知であると自覚があるから家族に自分の言うことを否定されると腹が立つのかもしれません。

なので正そうとせず、そうなのかと曖昧にしておくほうが母の感情は高ぶらないのです。

検査がないのに断食してても私たちにはあまり影響がないので、聞き流すのも必要だと思います。

父も頑固で母のいうことが正しくないと思ったら、なかなか聞き流せずいつも大揉めしてました。

最近になって、ようやく妥協することができるようになりました。

一応は今日は検査結果だけ聞きにいくのでは?と母に言ったっきり、何もいわずでした。

その方が平和です。

家族崩壊しかけた過去

今は家族関係は色々ありながらも平和な方です。

以前はそれぞれがイライラして揉めて喧嘩して叫んで…。

家族崩壊一歩手前でした。

今では殺人事件て一瞬の感情の高ぶりで起こりえることなんだと父とよく話します。

誰かが誰かを刺したりしても、おかしくないくらいまでそれぞれが追い詰められてました。

実際、その当時は母はとても私に攻撃的で意地悪で私は大嫌いでした。

だから、すごく大声を出して起こったし怒りの感情をコントロールできず常にイライラして周囲にも怒りっぽかったと思います。

私自身、母の意地悪で傷ついてそれ守るように母を罵倒しました。

そして自己嫌悪の繰り返しでした。

一度、人間関係の崩れたら、簡単には元に戻りません。

それは、たとえ家族であってもです。

介護の先には将来の自分と重なる

私たちは少しづつ変わりながら、ここまで来ました。まだまだ問題は山積みですが毎日一歩づつ成長していきたいと思ってます。

私も将来、認知症になる可能性もあります。

その時に今の気持ちを教訓にしなければなりません。

まぁいいかという気持ちでゆるく生きていこうと思います。

自分に優しく、人にも優しく、曖昧にゆるーくが今の合言葉です。

日常は死ぬまで続きます。

少しでも楽しく平穏な毎日を過ごしたいです。

そのために創意工夫してがんばります

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