我が家で使っているGamを肥料に使うと虫がつきにくくなる特性がありますが100%ではありません。
GAMを使った有機肥料の記事をこちらを参考にしてください
究極の有機肥料を伝授!生ごみを微生物で分解した有機肥料の作り方
我が家の菜園では農薬を使わないオーガニック野菜を育てています。美味しい野菜には虫が集まってきます。
農薬を使わずに害虫対策をしてオーガニック野菜作りましょう。
我が家の畑にくる害虫駆除のしかたを解説します。
目次
害虫が来ない畑の条件
植える前に畑の土を十分に日光に当てて消毒する
畑に種や苗を植える前に土を休ませてから土を掘り起こしてください。
日にちをおいて数回することが良いです。土の消毒も兼ねることができます。
掘り起こすことによって土の中の虫が掘り起こされることで虫が姿をあらわしますので虫をみつけたら駆除しましょう。
水はけをよくする。
土を掘り起こしたら畑に高さのある、うねを作りましょう。そして通路も兼ねた溝を作ります。
うねに水を与えても溝にながれるようにして水はけを良くしましょう。
水はけが悪いと常に水分が畑の土にあるのは雑菌が増え湿気の好きなナメクジが植えている作物の根や葉を食べてしまいます。
野菜の苗に日が良く当たるようにして丈夫に育てる
畑に植えた作物に、まんべんなく日光に当たるようにしましょう。
一定の隙間をあけて作物を植えましょう。密着すると日光が当たらず虫が発生する確率が上がります。
日光に当てることで消毒効果もありますし隙間があると風通しも良いので虫がつく確率が低くなります。
虫がつきにい品種改良されたものを選んで育てる
植える作物の品種を虫のつきにくい品種を選んで植えましょう。
最初から虫のつきにくい品種を選べば虫が寄ってくる確率が減ります。
最近はそのような品種もたくさんありますので買うときに品種をみて購入されることをお勧めします。
草抜きをする
畑の作物以外に雑草の種も飛んできて雑草が生えてきます。作物以外の雑草は手入れしてきれいに抜いておきましょう。
うねの上をすっきりさせることで虫もみつけやすく駆除しやすいです。
手入れで傷つけないように育てる
作物の手入れで根や茎や葉を傷つけないようにしましょう。
傷をつけることで弱ってしまい病気になりやすいうえ汁が出てしまうと虫がたかる原因にもなりかねませんので作物に傷がつかないように優しく手入れしてやりましょう。
同じ場所に連作をしない
昨年と同じ作物を同じ場所で作ることを連作をいいます。
連作すると土の栄養が極端に悪くなり環境が悪いため作物も育たないうえ弱ってしまい虫が寄ってくる原因になりますので同じ場所での連作をしないでおきましょう。
害虫の卵が駆除することにより畑に拡散しないようにする
害虫駆除後や草抜きをした後はすみやかにゴミ袋に入れて捨てましょう。抜いたあとの雑草を畑の横などに放置して卵が拡散し結果、虫が大発生する可能性があります。
駆除した虫も腹に卵をもっている可能性もありますので駆除したらビニールにいれてすぐに捨てましょう。
アロマオイルスプレーをまいて防虫効果する。
上記の8点を実行すればかなり防虫できますがそれでも虫はやってくることもあります。農薬を使えば一網打尽ですが我が家ではアロマオイルと水とエタノールをまぜて作物の苗にスプレーしてやります。
オイルはティートリーかユーカリのオイルでやります。とても簡単にできますのでぜひお試しください。
材料
ティートリーもしくはユーカリのオイル10滴
エタノールアルコール20cc
水(水道水で大丈夫です)
上記の材料をまぜて、十分ふって混ぜてください。
苗に少し離してスプレーしてください。
もし虫を見つけたら手でとってからその付近にスプレーしてあげください。
虫別害虫対策
我が家の畑で実際に駆除した害虫の種類と駆除した方法です。
アブラムシ
茎に小さな虫がたくさんついていたらアブラムシです。アブラムシの害は茎の水分を吸って枯らしてしまいます。
茎を傷つけないようにティッシュなどで取れるだけとってからアロマスプレーを吹きかけてあげましょう。
アゲハ蝶の幼虫 青虫
蝶が畑に飛んでいるときは葉物の作物に卵を産み付けにきています。害は卵からかえった幼虫が葉物の野菜の葉を食べてしまいます。大量の卵が孵化をしたら被害だ甚大です。
寒冷紗をつけて産み付けられないようにしましょう。
ナメクジ
ナメクジはジメジメとした湿気のある所が好きな為、葉の根や土の中にいて根や葉を食べます。常に畑の水はけをよくして水を与えても次に水を与える頃には一旦は乾燥している環境を作りましょう。
シンクイムシ
シンクイ虫は大根や白菜などの芯のある野菜の真ん中の芯に潜んでいます。先の細いピンセットを用意して虫をみつけたらピンセットでつまんで駆除しましょう。
その時ピンセットで野菜の芯を傷つけないようにしましょう。
カナブン
カナブンは野菜の甘いに匂いに引き寄せられて飛んできます。体が大きいのでみつけたらすぐにとって駆除しましょう。トマトなどの野菜ははち切れないように水を与えるときは水圧に気を付けましょう。食べごろになったらすぐに収穫します。割れてしまうと匂いでカナブンがきます。
まとめ
- 土の消毒をする
- 水はけを良くする
- 畑にまんべんなく日光が当たるようにする。
- 虫のつきにくい新種を選んで育てる。
- 雑草を取り除く
- 手入れで茎を傷つけないようにする。
- 連作しない。
- 駆除した虫や取り除いた草はすぐにビニールに入れて捨てる
- 農薬を使わずアロマオイルのスプレーをまいて虫が寄ってこないようにする。
虫がつきにくい環境を作れば駆除する数は相当減ります。
数が減れば手入れも十分にできるので農薬を使わず体に良い美味しいオーガニック野菜を作ることができます。
オーガニックの野菜を一度食べたらこの手間は惜しくなくなるでしょう。
ぜひ実践して家庭菜園でオーガニック野菜を育てましょう。